ぜんさいの多分、駄文。

てきとーなこと書いてる

夜の空気は澄んでいる

私は春の暖かい気候も好きだが、一番好きな時間は夜の空気が澄んでいるときだ。

夜になると、何故だかわからないが空気が澄んでいる気がする。

 

車通りや人通りが少なくなっているからかもしれない。

 

私は大体、夜の時間帯にバイトに入っていて、帰りはいつも22時以降になるのだが、その時に自転車に乗って、車の少ない大通りを走る時間が好きだ。

ちょうど昨日は雨が降っていたので、歩いてバイト先に向かったのだが、雨の静けさと湿気が相まって趣を感じた。

 

私の普段のイメージだと、サッカーなどをやっているので暑い夏の気候や騒がしい場所を好んでいるように思えるかもしれないが、実際はそんなことはない。

むしろ、涼しい雨の日や落ち着いた場所のほうが好きだ。

 

静かな環境にいるほうが、アイデアや様々なことを考えるのに適している。

実際、入試や勉強しているときは、静かな環境が自然と生み出されている。

 

私の好きなアーティストや作品は、夜に関係しているものが多い。

代表的なものを挙げると、アーティストだとヨルシカ、YOASOBI、ずっと真夜中でいいのに、といった巷では夜行性だの呼ばれているものだ。(私はこの呼び方はあまり好きではないが)

作品だと、最近ではよふかしのうたという漫画を読んでいた。

 

夜には人を引き付けるものがある。

子供のころは、夜は外に出てはいけないと言われていたから、抑圧されていた分の憧れもあるのかもしれない。

私がなにか詩や話を書きたいと思うときは、大体夜に外で歩いているときだ。

 

普段歩いている道やよく見るお店は、夜になると違う表情を主張してくる。

街灯の明かりしか道しるべになってくれない道路、シャッターの下りた飲食店、俯いて歩く黒なのか紺なのかわからないスーツを着た人。

 

夜を楽しむために昼をすごしているのかもしれない。